【第4回】「初めての先輩」のための“新人&後輩指導”

今回のお悩み

8月は交代で夏休みを取るので、いつもより少ない人数で店舗を回すことになります。
自分自身の仕事も増える中で、この時期は後輩も戸惑うはず…どのように指導すればよいでしょう?

新人でも”即戦力”

金融機関には一般に言われる「お盆休み」はありません。そのため、まとまった夏休みは交代で取ることになります。
中には職場離脱の観点から「1週間連続で休暇を取る」ことを決めているところもありますので、支店の運営はどうしても厳しくなります。
新人職員も、3か月の見習い期間を過ぎましたので、いよいよ戦力として力を発揮してもらわねばなりませんね。

先輩としては、まずそのことをきちんと伝え、全ての作業を最初から最後まで自分だけで進められるか確認してもらいましょう。
例えば、徴求書類の補充はどうするのか、書庫や金庫のどこに何が収納してあるのか。お客様への説明や、処理など後工程を他の人に任せている場合は、全体の流れをつかんでおくように指導しましょう。

“多能工”を目指しましょう

自動車メーカーのトヨタでは「多能工」が尊重されます。
「多能工」とは多種類の機械を操作できる作業者のことで、いざとなったら自分の担当範囲以外の作業をすることができます。
支店の業務でも、いつも目が回るくらい忙しいという日ばかりではありません。比較的手の空いている時に、自発的に他の業務を手伝ったりすることで、生産性が上がります。
効率化が進み、店舗に配属される人数が少なくなっているいま、職員の「多能工」化はかかせません。「自分の仕事はこれだけ」という考え方にならないよう、意識の面での指導が大切です。

仕事の全体像がつかめるとさらに良いことがあります。
「他の担当者を巻き込むようなアイデアを出すことが出来る。」「後工程を考えて仕事を回せるようになる。」など夏休みは、スキルアップのチャンスでもあります。

さらに新人本人の休暇前には事前に準備して、書面で引継ぎを行うことも伝えましょう。

たのしい休暇を迎えるために

さて、皆さんはそんな休暇の予定はもう立てていますか?
一年に一度の夏休みの解放感は何物にも代えがたいものです。
留守部隊には負担をかけますが、そこはお互い様です。しっかり準備をして、おおいにリフレッシュしましょう。