【第2回】「初めての先輩」のための“新人&後輩指導”

今回のお悩み

配属直後は明るかった後輩が業務に慣れず、自信をなくして元気がないように見えます。いわゆる5月病かもしれません。どう接したらいいのでしょうか。

5月は調子を落としやすい季節・・・

4月の新人研修なども一通り落ち着いて、いよいよ業務に向き合う日々が続きます。
配属の直後にはハツラツとしていた後輩が、5月に入る頃には自信をなくして元気がない様子…目に浮かぶようです。
まずは、そんな後輩の様子に気付いたあなたを褒めたいと思います。

環境が大きく変わったことが原因でストレスをうけ調子を落としがちなのがこの季節、5月病と言われたりします。
“病”とは言っても病名ではありませんが、そのままにしておくと、適応障害などのメンタル不調にもつながるので注意が必要です。
今回はメンタルヘルスと、先輩としての接し方。二つの観点からお答えしましょう。

やる気が出ないなどの症状がないか聞いてみる

ストレスは、3つのストレス反応に現れます。

  1. 精神面(くよくよする、落ち込む等)
  2. 行動面(暴飲暴食・家にこもる等)
  3. 体調面(不眠・腹痛・肌荒れ等)

3.の体調面の不調とストレスはすぐに結び付かないのですがつながっているんですね。
私にも原因不明の蕁麻疹に悩んでいたら、転勤後の係異動のストレスだったという経験があります。
やる気が出ない、食欲が落ちる、夜眠れない等の症状があれば、要注意。後輩には「布団に入って目をつぶって5分経っても眠れないということはない?」など、具体的に聞いてあげてください。
ストレスへの対処方法は、まず気分の変わる行動を意識的に増やします。業務ばかりの新人に、「書庫の整理を一緒にしよう」とか、「ロビーの飾りつけを変えてみよう」とか、いつもと違う仕事を探して一緒にやってみてはどうでしょう。
精神面で落ち込んでいる時、「元気を出せ」と言われても難しいものです。簡単な気分転換や趣味など行動面に働きかけてあげましょう。

誰でも業務に慣れるまでは苦労します。
時にはあなたが新人の頃に感じていたことや、失敗をしたことなどを話してあげてはいかがですか。
新人同士が集まって、一番盛り上がる話題は、ミスや失敗したことです。最初は恥ずかしがりながらも、私も、私も!と、盛り上がっています。
こんな失敗をしてしまうのは、自分だけではないのだと、安心するのでしょうね。